
「ベーグルを通して”自分らしい楽しみ方”を見つけてほしい」
そんな、食べ手に寄り添うベーグル店「◯◯ベーグル(まるまるべーぐる)」が、東京都・北赤羽のシェアキッチン「つながるば.」に2025年11月にオープンしました。
現役保育士が営むベーグル店

同店を手がける店主、木下さんは現役の保育士さん。ベーグル好きのお母様の影響で、子どもの頃からベーグルは身近な存在だったのだとか。
幼い木下さんには「硬くてパサつく」という印象が強かったというベーグル、あるお店のベーグルとの出会いをきっかけに、食感や組み合わせの自由さ・多様性に衝撃を受け、その楽しさを自分も表現したいと、ベーグル作りの虜になったと言います。
「○○ベーグル」という特徴的な店名。「”まるまる”でいいのかな?」と一瞬発音をためらってしまいそうですが、そんな店名には「お客さまそれぞれに、自由にベーグルのアレンジや温め方の加減・方法などを見つけ、楽しんでほしいという」木下さんの思いが込められています。
オススメの食べ方はありますが、食べ方を固定するのではなく、皆さんが自分の“マイベスト”を見つけておいしく味わって欲しいという想いを込めました。
食べ方に正解はなく、誰もが自分の感覚で“おいしい”を発見できる!!
そんな自由さを表現したかったんです。保育士の現場で「○○ちゃん、○○くん」という言葉が馴染んでいるという木下さん。ちょっぴり保育士らしさも含めたと木下さんは微笑みます。
営業日は月1回 シェアキッチンから始める新しい挑戦


同店がベーグルを並べるのは、北赤羽のマンション一階共用施設にあるレンタルスペース&シェアキッチン「つながるば.」。マンションの住民同士や地域の人々がゆるやかに繋がりを持つことができるスペースです。
シェアキッチン全体のあたたかい雰囲気が「○○ベーグル(まるまるベーグル)」の世界観とマッチしていると感じました。 現在は月一回のみの販売ですが、今後目指す開業について学びながら自分のペースで営業できるところに魅力を感じています。
マンションの一階にあるシェアキッチンということで子育て家庭の方も多いと聞いています。
もともとは趣味に留めていたというベーグル作り。家族や友人の「おいしい」という笑顔に喜びを感じ「もっと多くの人に喜んでもらいたい。このベーグルで“おいしい”を届けたい」と夢が膨らんだ、と話す木下さん。
それでも、幼い頃からの夢だった「保育士」としての自分も大切にしたい。
叶えた夢の道をまっとうしている自分、そして新たな夢を見つけた自分、どちらも諦めたくないと思案する中出会ったのが、ベーグル&カヌレマニアとして活動している「ぐるてんぐるめ」のぐるてんさんでした。
ベーグルやお菓子の販売、開業を応援したいというぐるてんさんの思いと、木下さんの夢が見事にマッチし、ぐるてんさんが運営する「ぐるてんずカヌレ」とのコラボ販売として「○○ベーグル(まるまるベーグル)」としての最初の一歩を踏み出します。
ぐるてんちゃんとの出会いがきっかけで、夢への第一歩を踏み出すことができたと同時に、仕事をしながら夢を追うことがどれほど大変か実感しました。
仕事をするにも夢を追うにも、まずは自分に心の余裕が必要。焦ってもいいものはできない。自分の心と身体を見つめながら、木下さんはベーグル作りと向き合い続けます。
初めての粉を試してみたり、新しい食材をフィリングに使ってみたり。型にハマらず自由な発想のもと焼き上げられるベーグルは、他ではなかなかお目にかかれないフレーバーがたくさん。




馴染みのある食材だけれど、ベーグルの上で重なり合うことの少ない組み合わせ。それがなんとも面白くて、夏休みの自由研究のように一つ一つじっくりと観察して味わい楽しみたいものばかりです。
「この組み合わせ、ベーグルにしたらおいしそう」と思ったらまず試作。食材の相性を調べながら、何度も試して自分なりの答えを見つけています。作ってみたいベーグルのメモがたくさんあって、時間が足りないくらいです(笑)。今後は、見た目も可愛いベーグルを少しずつ形にしていけたらと思っています。思わず写真を撮りたくなるような、そんなベーグルを作りたいです。
何度も試作を重ねて生まれた”○○ベーグル(まるまるベーグル)らしさ”

穴があるかないかという程にむきゅっ・ころりんと丸まったベーグルたち。 ”むっちり感”と少し丸みのあるフォルムが木下さんの思う”◯◯ベーグル(まるまるベーグル)らしさ”なんだとか。
そのむっちり感と丸いフォルムの決め手は、小麦の選び方と配合、そして長時間低温発酵。
小麦は北海道産の「ゆめちから」をブレンドし、もちもち感を引き出します。酵母は国産小麦との相性を考え「白神こだま酵母」を使用。甜菜糖と無添加の塩を合わせ、なるべく自然由来の身体に寄り添う優しい素材で焼きあげます。

何度も何度も試作をし、ベストと思う風味や食感を模索したという木下さんの作るベーグル。
シンプルだからこそ身体に優しく、そしておいしく。食べる人の心も身体も優しく満たします。
そんな木下さんのイチオシ、且つ一番人気商品は「塩こんぶチーズ」。 木下さんとご友人からも太鼓判をおされ、カリッとしょっぱい塩こんぶとチーズの組み合わせが病みつきになる一品。

甘い系のおすすめは「じゅわじゅわあんバター」。 木下さん自ら炊いた自家製あんにバターを合わせ、中からじゅわじゅわあっと溶け出るバターには思わず小躍り。商品名から思わずよだれがじゅわりとしてしまいそう。

木下さんのおすすめリベイク方法は
電子レンジで20秒温めたあと、トースター500Wで約5分が一番おすすめ
とのこと。
とはいえ、蒸してもちもちにしたり、カリカリにトーストしたり、”自分の好きな食べ方”で楽しんでほしい と木下さん。 あくまで自分好みにアレンジして欲しいと微笑みます。
そんなこだわりのベーグルの象徴ともいえるロゴも、「ぐるてんぐるめ」のぐるてんさんからの繋がりで出会ったイラストレーターのMariさんに作成してもらったもの。
木下さんの思いを汲み込んだ、優しく包み込むような印象にほっこりしますね。
自分らしく、楽しみながら続ける挑戦

保育士として働く傍ら新たに抱いた「ベーグル屋さん」という夢。 一歩一歩着実に前進しオープンした◯◯ベーグル(まるまるベーグル)。
月に一度という販売スタイルでスタートをきった木下さんに今後の活動で大切にしていきたいこと、新たに挑戦したいことを伺いました。
初めての「開業」なので「つながるば.」で勉強させていただきながら、立地をいかしてさまざまな方とつながりを持てればと思っています。 シェアキッチンでの販売期間は、自分の中で区切りとなる期間を決めていて、その中で今後の方向を考えていこうかなと。 通販にも挑戦してみたいです。 また、新しい取り組みとして「親子ベーグル教室」も開催したいと思っていて、親子同士が楽しんで繋がることのできるあたたかい場作りができればと思っています。

◯◯には、食べる人の思いを自由に当てはめてほしい。 自分の”おいしい”は自分が自由に見つけ、楽しんでいい。 “こうあるべき”という型にハマらず、自由に自分のペースで楽しんでほしい。だからこそ、自分も楽しんで活動していきたい。
◯◯ベーグル(まるまるベーグル)のベーグルを選ぶ瞬間、自宅でお皿に乗せる瞬間、そして頬張る瞬間。◯◯ベーグル(まるまるベーグル)には、日常をほんのりと柔らかく彩る小さな幸せがたくさん散りばめられています。
店舗情報|〇〇ベーグル(まるまるべーぐる)
東京都北区浮間1丁目3-1 リノア北赤羽つながるば.
月1回 12:00〜15:30(なくなり次第終了)
※営業日は公式Instagramの投稿をチェック
店舗:あり
Instagram:https://www.instagram.com/marumaru.bagel/
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